いかぽのしまのしま

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シズコさん

シズコさんシズコさん
(2008/04)
佐野 洋子

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去年だったかおととしだったか
友人が
「いかぽ、読み終わった本なんだけど、あげるよ~」と、プレゼントしてくれた。
そしてあらすじを簡単に話してくれた。




佐野洋子が自分の母親をゆるせなくて、最後は老人ホームへ入れたこと。

それについて佐野は後々まで苦しんだこと。

母に触れるのもいやだと書いてあったこと。




それを聞いた時、読んでみようかなーと思ったんだけど
実際に手元に届くと「こりゃ読めん!」と
結局は手をつけずに処分してしまった。(M、ごめん)
だけど今頃になって再び、読んでみようかなあと思っている。




私は自分で思っている以上に、何重にも心を覆ってきたらしい。
剥いても剥いても、本音は現われてこない。




私の記憶の中では
母の目は私の失敗を探す眼。
口は私を日々ののしる口であった。
そして手は
何度も、何度も、私のからだに傷をつける手であったのだ。




それでも私は
優しい瞬間の母を紡ぎ合せて
「おかあさん、ありがとう」と、口でも心でも繰り返し唱えてきた。




けれども、やはり、そうじゃあないでしょう?と、もう一人の私が叫ぶ。




そこを誤魔化したら何かが狂ってしまう。
そこを見つめなければ大事なものを失ってしまう。
奥の方に光を当てたい。




まずはそこからだ。
憎むのでなく非難するのではなく。





私が母を慕うことが出来ないのは
健全なことなんだよ、と、
新しい自分に伝えてあげたい。













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